こんにちは☀
柊の郷では、地震や津波などの自然災害、感染症などから利用者様や職員を守るために様々な安全対策を行なっています。
先日、ラ・メール木更津では安全対策について話し合うBCP委員会が開かれました。
今回は「木更津事業所 BCP委員会」の様子をお伝えいたします!
そもそもBCPとは…?
◎Business:仕事、業務
◎Continuity:継続
◎Plan:計画
それぞれの頭文字を取って「BCP」、日本語に訳すと「事業継続計画」となります。
自然災害で被災したり、感染症が流行したりした場合でも速やかに事業を継続できるように計画し、日頃から備えておくことが大切ですよね。
そのために柊の郷ではBCP委員会で情報を共有し、有事への対策を講じています。
では、BCP委員会で話し合われた議題をいくつかご紹介します。
避難訓練
ブログでも何度かご報告している通り、ラ・メール木更津では地震や津波、火災を想定した避難訓練を定期的に実施しています。
その都度反省点を挙げて対策に活かしていますが、
先日、津波警報によりホテル三日月へ避難した際には、より実践的な改善点が見えてきました。
(7月30日 ホテル三日月へ避難する際の様子)
今回は幸い、建物への被害やケガはありませんでしたが、大きな災害が発生した場合に備えて引き続き対策していきます。
また、安全な場所へ避難が完了したとしても、ライフラインが復旧するまで利用者様の安全を確保しなければなりません。
BCP委員会では、( 利用者様の人数 × 1日3食 × 7日間分 )の生米を各グループホームで備蓄しておくよう、具体的な量を再確認しました。
その他にも、避難所での支援について意見が交わされました。
熱中症対策
9月に入り少しずつ暑さが和らいできましたが、まだまだ熱中症には注意が必要ですよね。
ご自分の体調の変化をうまく伝えられない利用者様もいらっしゃるので、職員が気付き、迅速に対応することが大切です。
ラ・メール木更津の看護師より、
熱中症の症状や受診の目安、応急処置の方法などがフローチャートを用いて詳しく説明されました。
感染症対策
新型コロナやインフルエンザ、ノロウイルスなど、感染症が流行した場合に備えて、全職員を対象に感染症研修を実施しています。
今年度は4月と10月に実施し、感染症が流行しやすい冬までに全職員が受講予定です。
感染症研修ではどのような事を学ぶの?
感染症研修では、看護師より以下のような内容の講座が行われています。
- 代表的なウイルスの種類
- ウイルスごとの主な感染経路
- 身近な感染源の確認
- 効果的な手洗い・うがいの方法
- 感染症予防策
- 使用済みガウンや手袋の着脱方法
- 嘔吐物の処理方法
嘔吐物の処理方法では、ヨーグルトを嘔吐物と仮定して処理の仕方をレクチャーしました。
感染を最小限に抑えられるよう、座学だけではなく実際に体験してみることが大切です。
(4月の感染症研修の様子)
今後の予定
日頃からの備えが大切ということで、木更津事業所では今後も以下のような訓練・研修を予定しています。
10月 感染症研修
11月 地震を想定した避難訓練、非常炊き出し訓練(各グループホーム)
12月 火災を想定した避難訓練(ラ・メール木更津)
利用者様の健康や安全を守れるよう、職員ひとりひとりの安全対策に対する意識向上、そして保護者様との連携も大切にしながら支援にあたらせていただきます。
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