木更津事業所　避難訓練・炊き出し訓練

こんにちは！

以前、自然災害や感染症などへの対策の一環として、木更津事業所のBCP委員会開催のご報告をさせていただきました。

今回は、11月に各グループホームで実施した避難訓練・炊き出し訓練の様子をご報告します。

避難訓練・炊き出し訓練の概要

強い地震発生、揺れが収まるまで安全確保

大津波警報が発令された為、近隣の避難所への避難を開始

徒歩での避難を想定していますが、歩行が不安定な方や徒歩での移動が難しい方もいらっしゃる為、

グループホームごとに状況に応じた対応を再確認しました。

避難所からグループホームへ帰所し、炊き出し訓練開始

電気やガスなどのライフラインが不能になった場合を想定し、

カセットコンロを使用して、フライパンや鍋でご飯を炊いています。

手順通りに調理し、ご飯が炊きあがりました。

ライフラインの復旧に長期間を要する可能性もある為、白米だけでなく他のメニューも実際に調理しました。

炊き込みご飯を炊いたグループホームも。

実際に徒歩で避難所まで移動したり、炊き出し訓練を実施したりしてみて、グループホームごとに様々な意見が上がりました。

避難訓練がある事を利用者様にも伝えていた為、大きな混乱もなく避難できた。しかし、実際には靴を履き替えたりする余裕はない為、内履きのまま避難する事も想定しておく。
徒歩での集団移動は、日中活動の散歩で慣れている方が多く、比較的落ち着いて行動できていた。
長時間の徒歩移動が難しい方もいる為、避難方法について再度検討する必要がある。（車椅子の使用、職員が背負って避難、等）
ガスコンロがすぐに使えるよう、定期的に点検しておく必要がある。
お米が焦げ付いてしまった為、フライパンや鍋での炊き方を今一度確認し、調理器具を買い替える。
すべての職員が非常炊き出しできるよう、調理手順を掲出する。

有事の際に利用者様の安全を確保する為、今回の訓練で気付いた点を改めて見直し、今後も安全対策を行なってまいります。